情報宣伝の主な業務内容

まとめ

公演における情報宣伝は非常に重要です。小さなカンパニーでは知名度による集客が難しいため、如何に効率的に広く拡散できるかが勝負になってきます。
本ページで挙げる方法以外にも、思いついたことがあれば片っ端からやった方が良いですね。

方法はチラシの配布(折込や置きチラシなど)、特設サイト、web宣伝投稿、SNS発信のほか、街の掲示板への掲示などアイデアをたくさん出し合ってみて下さい!

情報宣伝業務内容

情報宣伝に関する制作業務一覧

各カンパニーの規模や構成人員などにより、業務はこの限りではないことをあらかじめご承知おきください。

  公演のチラシを作成する
  公演の特設サイトを作成する
  SNSを立ち上げる
  webでの宣伝(演劇情報サイト掲示板など)をする
  置きチラシをする
  チラシ折込をする
メールで宣伝する
街の掲示板へ掲示する
関係者への協力依頼、意識づけ
チェック項目

公演チラシの作成

公演のチラシは宣伝の要です。ちょっとした話の流れから宣伝の機会になることがよくあり、その時にスッと手渡せる媒体があると便利です。
どんな小さな公演でもチラシ(紙ではなく画像だけでも)は作成するようにしましょう。

公演用特設サイトの作成

公演用の特設サイトがあれば、メールやSNSでの宣伝の際に全ての情報を掲載しなくてもリンクを載せておけばOKなので、シンプルな文面で済みます。また、リアルタイムに情報を更新することができるので急なお知らせなどにも柔軟に対応できます。

SNSの立ち上げ(無ければ)、運用

今の時代、SNSは強力な宣伝ツールです。稽古の様子や役者のコメントなど、様々なコンテンツ企画がしやすいです。また拡散力は最強ですので、ぜひ活用して下さい。

webでの宣伝(演劇情報サイト掲示板など)

演劇情報サイトなどで宣伝投稿ができるところがあります。無料は大きく掲載されることはないですが、アクセスが集まる情報サイトに載せておけば、未知のお客さまの目に偶然留まる確率も高まります。目ぼしいサイトへはぜひ全部に掲載するようにしましょう。

劇場・各種施設・お店などへ置きチラシ

劇場・ギャラリーや近所のカフェなどへ、置きチラシをしてもらうことはとても効果があります。劇場などはもちろんのこと、カフェや飲み屋などはかなり効果大。お店の人と仲良くなってトイレにでも貼ってもらえたら宣伝効果抜群です。

チラシ折込

自分の公演の前に開催される公演にチラシ折込をさせてもらいます。確実に観劇が好きな人の目に留まるため効果は高いです。ただし、集客できるのはチラシの枚数の5%未満という説もあります。チラシ印刷代もバカになりませんから、どこに折り込むかを吟味し最大限の効果を狙いましょう。

メールでの宣伝

制作が色々宣伝施策を行いますが、結局のところ役者やスタッフが友人知人に直接メールで案内するのが一番効果的です。集客の8割以上は直接の案内によるものになります。
制作は、役者やスタッフが出来るだけ効率的にメールが送れるよう、共通する宣伝文などを事前に準備し共有しましょう。

街の掲示板

街には区や町会などが設置していて、一般の人でも掲示ができる掲示板があります。
見かけたらどこが管理しているかを確認し、問い合わせてみて下さい。

また、下北沢の本多劇場横の掲示板スペースを無料で貸し出しているそうです。
ここは効果的なのでは!
https://jmty.jp/chiba/eve-con/article-xo04w

関係者への協力依頼、意識づけ

上記でも記載したとおり、一番効果的なのは役者・スタッフの直接の宣伝です。ですので定期的に集客率の進捗と宣伝のお願いをしましょう。
1件1件メールをする宣伝作業は非常に面倒であるためついつい後回しにしてしまいがちですが、遅いと先方に予定が入ってしまいチャンスを逃します。
早めの宣伝(早すぎても忘れられてしまうのでNG)を促すこと、チラシを持ち歩いて出会った人にすぐに渡せるようにすること、など協力してもらうことが必要です。