制作業務でまず最初にしなければならないことは、稽古の段取りや場所の手配です。
ここがスムーズに行くかどうかで作品に掛けられる時間が大きく変わってきますので、よく計画をたて効率よく稽古を進めることが大切です。
ツールをうまく利用し、稽古スケジュールの作成・稽古場の予約をしましょう。また、稽古中の適切な情報共有も必要不可欠です。
稽古に関する制作業務一覧
必要な稽古日数の算出と計画 | |
稽古スケジュールの作成 | |
稽古場の手配 | |
稽古の進捗管理 | |
情報共有(共有事項・連絡事項の伝達と管理) |
稽古スケジュールの作成
出演者が多いと稽古スケジュールを確保するのも大変苦労します。
ツールをうまく使って効率的に行い、メンバーの日程を早めに確保しましょう。
稽古場の手配
公演予算を食うNo.3に入るのが稽古場代。
稽古計画をたて、シーン稽古に必要な条件(広さや高さなど)の稽古場を出来るだけ安く確保したいところです。
公共施設(公民館)を上手に利用することで稽古場代を安くすることができます。
情報共有(共有事項・連絡事項の伝達と管理)
稽古中はさまざまな情報が交錯し、今何が動いている情報なのか混乱しやすいです。また、役者は感覚が敏感になっているので演出のひと言がストレスとなり、後々人間関係のトラブルが大きな問題に発展することがあります。
多くのトラブルは情報の混乱によって引き起こされると私は考えます。
いかに適切な情報共有をできるかが、楽しく信頼関係の厚いカンパニーづくりに繋がるので、面倒でも真摯に取り組むべきだと考えます。